パソコンを使える環境なら、ShogiHomeを使って棋譜を検討できる。
ただ、出先でパソコンがない場合には使えないし、スマホで将棋ウォーズを指したあとにちょっと分析したい場合にはちょっと面倒。
そんなときに便利なツールを紹介したい。
AI棋譜分析サービス
AI棋譜分析サービスは将棋倶楽部24で提供されている棋譜分析サービス。
ブラウザで使える棋譜分析サービスで、パソコンで見れるのはもちろん、スマホでも見れるのが嬉しい。
動作もサクサクかつ意外と高性能なので便利。
棋譜の入力と解析
ダイアログが開くので、そこに将棋DB2や将棋ウォーズ棋譜検索からコピーしてきたKIF形式の棋譜をペーストして、「更新」ボタンを押せばいい。
棋譜が取り込まれると自動的に解析が走って、評価値のグラフが表示される。
局面の検討
将棋盤の下の「<」ボタンや「>」ボタンで棋譜を見ていくことができて、その局面でのAIの評価値を確認できる。 そして、その局面での指し手、AIが検討した最善手と読み筋、さらには指し手の善し悪しまで教えてくれる。 これがかなり分かりやすい。
このAIの読み筋も指し手をクリックすると盤面に再現されて、簡単に確認できる。 読み筋が途切れたあとも「分析」ボタンを押すとその続きを読み直してくれたり。
さらに凄いことに、「この局面で相手にこう指されていたらどうだったんだろう?」というのがよくあると思うけど、なんと将棋盤の駒はタップやクリックで動かせて、分岐した局面を作ることができる。 そうやって確認したい局面にしたら、「分析」ボタンを押せば評価値や読み筋を確認できる。 これがかなり便利で、「なるほど、そのときはこう指せばよかったのね」と勉強になる。
オンライン対戦だと感想戦が難しいというのがあるけど、今はこうやってAIにいろいろ教えてもらえるのが嬉しいよね。